星野源5大ドームライブツアー「POP VIRUS」が最高でした
という話です。私のブログ毎回タイトルで言いたいこと終わるなあ‥。
いや~~行ってきました「POP VIRUS」!超楽しかった~~~!!
ドームって広いんだねえ~~!!!!!!
4万人入ってたらしいよ!4万人が星野源にメロメロな空間って書いてみると狂気を感じますがマジでそうでした。罪な男だな…源…
来週には名古屋もあり、まだまだ続きますのでネタバレなしで!この興奮を忘れないうちに書いていきたいと思います!根の深いオタクであるが故にかなり重めな愛を抱えておりますので読む際にはお気をつけください!
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ライブに行く前の電車の中、アルバム「POP VIRUS」の発売時のインタビューで彼が語っていた言葉やオールナイトニッポンでの言葉が頭をぐるぐる回っていました。
「(中略)去年は非常に辛い1年だったんです。たくさんの方に曲を聴いていただいたり自分のことを知っていただいたりした反面、明るく楽しい音楽を届ける、普段からニコニコしている星野源というイメージがどんどん一人歩きしていて、自分というものと乖離していく。メディアでは創作を真実として語られ、そこでもまた誤解が生まれる。自分ではない自分が世の中に増殖していって、僕自身が蝕まれて病んでいくような感覚があったんです」 ダ・ヴィンチ No.296 2018年12月号
星野源さんの楽曲の魅力はすごく明るい曲調と寂しく文学性に富んだ歌詞だなと感じてはいましたが、いかんせん入り口が「SUN」とか「恋」のPOPな曲であればあるほど曲の明るいイメージが広がり本人との乖離が進んでしまったのかと気付かされたような。自分じゃない自分が世間に浸透していくのって本当にしんどいんだろうなと。星野源の波及力というか、隣の人のことさえ分からないのにメディアの信ぴょう性のないニュースを信じ切ってしまう人とか、なんかもうやるせない。いろいろいろいろ考えては立ち止まり、ぐちゃぐちゃしていました。
また、2019年1月末に嵐の活動休止発表を受けてから個人的にも本当に心に大きく穴が空いてしまったように感じていて、ふとした瞬間に涙がこぼれるような、精神的に非常にショックを受けていたんです。
嵐と同じく国民的に広まっている彼にとっても、プライバシーはほぼ無いに等しく、創作活動以外に受ける必要のないはずだったずっと大きなストレスを感じているのではないか、もしファンの次回作に対する期待が重荷となって好きなことを好きにできなくさせているのであればどうすればいいのか、もうとてつもないネガティブが頭を駆け巡っていました。
常に大きく息を吸って吐いて、美味しいものをたくさん食べて、友達や信頼できる人と楽しい時間を過ごして、1日8時間ぐっすり寝る生活を送ってほしいという気持ちで応援しているため、もし人間らしく過ごせていないのであればその事実こそが最もつらいことだと思う。でもやっぱり捉えられて離れられないので一生、ずっと彼の音楽を聴いていたいというわがままな思いもやっぱりあって…。
このような激重感情を抱えながらライブに向かいました。きっと心の底から楽しめない、心のどこかに「応援することで源の人生を狭めてごめん」という後悔の念に苛まれてしまうんだろうな、と。
会場の広さに驚いて、大きなステージと大勢の人々で埋め尽くされた会場を見ながら開演を待ちました。
照明が落ち、源が登場した瞬間に号泣。頭の片隅で「こういうオタクいるよな」と思いながらも涙が止まらず。「あ~~生きてる…良かった…」「ごめん…」いろいろな感情がごちゃ交ぜでもうなぜ泣いているのかわかりませんがとにかく泣けた。
でも気づいたら笑えていました。久しぶりに腹の底から笑えました。
私を生かすも殺すも、推しなんだなと改めて思い知りました。ここまで依存しているとは…。
なによりも源がめちゃくちゃ楽しそうなのが本当にうれしかった!奇跡的に何回かライブに行けているけど毎回楽しさが上書き更新されていく。星野源のライブでは体が楽器になるので手拍子こそがライブを楽しむ最大の肝なんですけど、「音楽にのせて体を動かす」のってすごい気持ちいいんですよ~~!!気付いたら勝手に動いてるの!運動不足が祟ってライブ後は毎回筋肉痛ですけどそれすら愛おしい。
銀テープがパーン!ってなってる瞬間ももちろん最高なんですけど、星野源さんの弾き語りのコーナーがまじで好きですね。スポットライトのもとで息を吐く音、ギターの「キュルッ」って音を4万人が固唾を飲んで見守るあの瞬間、忘れられない。あの瞬間だけは私と星野源の2人だけで世界は構成されています。
あと会場全員が「いまめちゃくちゃ楽しい!」って思ってるのが伝わるライブです。人徳なんだろうなぁ。ずっとずっと好きだなあ、と思いながらまた泣きました。
どうだ!重たくて湿度の高いブログだろ!!笑
本当にたのしかったです!!健やかに生きてね、源さん!