愛する新海誠監督へ捧げます 出会い編
えーーっと今回は留年ブログではなくただのオタクブログです。
日々特に面白いことも起こらず淡々と生きているせいか書くことがなく悩んでいた私に広島のストーカー癖がある友人から「貴様の好む映画」をタイトルに書け、とお触れを頂戴したので今回はこの話題でノルマクリアしようと思います。
そして死ぬほど長くなりそうなので分割します。私の愛は深くて重いので。
皆様は映画「君の名は」を覚えておりますでしょうか?
2016年はこの映画が代表作でありそして日本中世界中に「新海誠」という名が轟き渡る記念すべき作品です。5回見た。5回泣いた。
なんだこいつミーハーだな、と思わないでいただきたい!まあミーハーですけど!文句あんのか!
すみませんつい。言葉が過ぎました。
私はなにを隠そう新海誠フリークです。もう本当に大好き。
新海監督との出会いは「星を追うこども」です。
元々わたしはジブリが大好きで終の住まいは三鷹の森ジブリ美術館のある三鷹に骨をうずめようと考えていたほどです。ジブリ作品の指人形もなぜかコレクションしています。そんなとき「ジブリっぽいアニメ映画作品がある」と噂に聞き、新海監督の「星を追うこども」という作品に出会いました。
視聴前 ほーんまあジブリに似てるいうてもジブリのレベルには並べへんやろパヤオは神やから
視聴後 (号泣しすぎて声がでない)
なんていい作品を作るんだ新海誠監督という人は・・・!
もうこれは恋です、恋。それではお聞きください、♪星野源「恋」
いい曲だ・・・いつか星野源のことを褒めたたえる記事も書こう・・・。
そしてそこから新海誠監督の作品をかたっぱしから見ていくゾーンに入ります。
そうこうしながら何年か過ぎ、2013年高校2年の5月「言の葉の庭」の公開がわたしの新海誠フリークへの道を決定づけました。
当時は神奈川県に住んでいたのですが、上映館数がまあ少ない・・しかも高校生が捻出できる金額なんてたかが知れている・・でも見たい!という欲望に屈し、親に「塾で自習してくるから帰り遅くなる」と嘘をつき学校帰りに1人TOHOシネマズららぽーと横浜に赴きました。
夜の上映はプレミアスクリーンで行われており、あまりのふかふかな座席かつ広めな空間にちょっとビビりつつ上映を今か今かと待っていました。スクリーンはまばらに人が埋まっており女子高生は私だけ。ドキドキするわな。
場内が暗くなります。そして本編開始前に特別映像・野村不動産プレゼンツ「だれかのまなざし」が始まりました。
いや引くほど号泣
おまえまだ本編始まってないよ?これいわば広告、CMじゃん?
そんなこと関係ない、私は死ぬほど泣いた。涙腺が尽きた。劇場で1人嗚咽を抑えきれない。私は父子の物語に弱いんだよ。始まる前にこんな泣かさないでよ監督。超好き。そして始まる「言の葉の庭」
号泣
広告で枯れ果てた涙腺がまた復活してまた尽きた。意味が分からない。なんでこんなに私の心をつかむのがうまいんだ。意味が分からない。なんでこの人の描く世界はこんなに美しいんだ。最高すぎるじゃないか。
そしてすっかり暗くなった夜道を1人帰路につこうとしたとき。
あれ、世界ってこんなに綺麗だったのか・・・?
まじでドラッグキマった人の気持ちがわかりました。嘘です。でも本当にあの時わたしの世界はあまりにも美しかった。これが魔法なのか。
こうしてずぶずぶ新海監督の世界にハマります。翌年は受験生であるにも関わらず、静岡の大岡信ことば館で開催された「新海誠展」へ彼の講演を拝聴しに東海道線鈍行片道2時間弱の旅を敢行したり、大学生になっても東京アニメアワードフェスティバル2016に監督が登壇すると聞き京都から飛んでいきました。そのとき「いま新作を作っています」という言葉を聞いて飛び上がるほどうれしかったことを覚えています。
そして「君の名は」が新海誠史上初の大ヒット。すごかった。ようやく世間が彼のすごさを理解してくれたのが本当にうれしかった。
以前レンタルビデオ店で働いていたのですが前は見向きもされなかった彼の作品が一番目立つ場所に鎮座し何人ものお客さんから「秒速5センチメートル在庫ありますか」「星を追うこどもは」「言の葉の庭」と1日に何度も聞かれ常に品薄状態。こんなことあるのか。半端なく興奮しました。
さ、以上が出会い編です。わかるかこの愛の深さが。
まだ私が1番好きな新海監督作品について書いてないのにもう1800字だよ。おかしいでしょ。次回のブログでは私が1番好きな作品「秒速5センチメートル」について愛を綴ります。好きです。
追記:
全然違うじゃんばか!失礼しました
2018/5/21